証券口座への入金方法

証券口座を開設したら、まずは投資資金を入金しておきましょう。

すぐに取引を開始しなくても、MRFとしての残高があれば、キャッシュバックなどのキャンペーンで特典を受けられるケースが多いです。また、トレーディングツールを利用する際にも費用がかかりますが、口座に残高が残っていないと利用できないケースもあります。

実際に口座へ入金する際ですが、利用している銀行のインターネットバンキングを利用して振込みすることをおすすめします。一般的に「リアルタイム入金」といわれているものですが、急に資金が必要となることの多い株取引のみで使われている入金方法になります。

通常振込の場合、土日や祝日にネットで振り込んだとしても、実際に反映されるのは平日の営業日になりますが、リアルタイム入金を利用すると即時に反映されます。

通常振込の場合は手数料もかかりますし、口座へ反映されるのにも時間がかかりますが、利用する証券会社が提携している銀行のインターネットバンキングを利用すると、手数料無料でリアルタイムに入金することができます。

また、リアルタイムに反映されることで投資チャンスを逃さずに済みます。

みずほなど、利用している銀行によっては別途に申し込みをする必要のあるケースもありますが、たいていはそのまま利用できるはずです。ただ、出金する際には、株の売買が確定してから出金するまでに数日を要します。日常的に必要となる資金は入金せずに、自由になる余裕のあるお金だけを入金するようにしましょう。

余裕資金で投資をする必要性

入金の際にポイントとなるのは、余裕資金で投資をするという点になります。

一番損失を出しやすいのは、購入した株価が大幅に下がって売るに売れない状況になってしまった際、時間をおけば株価が回復しそうなものの、日常生活で資金が必要となって、最安値の状況で泣く泣く売却せざるを得なくなってしまうケースです。そして売却したとたん、株価が上昇に転じるケースも多いです。

株で収益を上げるには、株が安くなったら買い、そして上がったら売ればいいだけですが、余裕資金がない場合、これと真逆の取引をさざるを得なくなってしまいます。儲かる人と逆の取引をしてしまうため、損を出しやすくなってしまう傾向があります。

一方、余裕資金で取引をしていれば、上がるまで待つという選択をとることもできますので、時間を味方につけることができます。現物取引で長期的に保有できる点が個人投資家のアドバンテージともいえますので、日常生活などで必要のない、余裕資金で取引するようにしましょう。